北海道が生んだ造形作家『川俣正』
川俣 正(かわまた ただし、1953年 – )は、北海道三笠市出身の芸術家、造形作家。作品は日本のみならず、世界各国で展開されている。
作品制作スタイルについては、ワーク・イン・プログレスと呼ばれるプロジェクトを組み、現地で制作されることが特徴。国内でのワーク・イン・プログレス例としてはコールマイン田川(福岡県田川市)、ワーク・イン・プログレス豊田(愛知県豊田市美術館)、直島スタンダード2や越後妻有トリエンナーレ等がある。東京藝術大学教授などを経て、現在、フランス国立高等美術学校教授。
クリエイティブオフィスキュー所属のパーソナリティ・北川久仁子は従妹。
引用元(wikipedia)
木の濁流に飲み込まれたかのような作品
「アートプロジェクト」という言葉が日本で使われ始めた 80 年代からその先駆けとして活動を行い、社会課題に向き合って、薬物依存患者や 旧炭鉱地域の人々などと協働で、その土地でしかなしえない作品を制作するアーティスト川俣正さん。
引用元(せんだいメディアテーク)
世界的に話題の川俣氏によつ本棚の城
1982年にベネチアビエンナーレに参加して以来、世界を舞台に活躍する川俣の作風は「製作プロセスそのもの」も作品であるということである。川俣の手がける大がかりなプロジェクトではアパートや公共空間に材木を張り巡らし、空間そのもののとらえ方を作品として見せているが、そこでは観客の動きまでもが作品のプロセスとなる。プロジェクトを実施するために作られる模型や平面レリーフもそうした意味でプランではなく一つ一つがそこに至るプロセスを抱えた作品だと言える。インスタレーションという手法をいち早くとりいれた川俣だが、最近個別作品の人気も高まっている。
引用元(ART FRONT GALLERY)
会員限定!?閉じられたアートの可能性
北海道のほぼ中央に位置する三笠市で、現代美術家・川俣正さんが進めている長期のアートプロジェクトがある。
〈三笠プロジェクト〉は、川俣さんによると「秘密結社のような」活動だという。
会員しか見ることのできない、閉じられたプロジェクトのため、その全貌はほとんど知られていない。引用元(MAGAZINEHOUSE)
突如出現する丸太の塔
川俣はこの寺(=大安寺)の歴史的背景に着目し、かつて日本の仏教史上重要な位置を占めたこの寺のシンボルであった塔を足場丸太で再現しています。仏教文化圏では塔は聖なる遺物や経典を納める聖なる器であり安置所を意味し、モニュメントを意味します。川俣は文化財の修復等で受け継がれてきた技術を使って、塔のあったとされる場所に七重の塔と同じ21mの高さを誇る現代の塔を出現させました。
引用元(ART FRONT GALLERY)
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