見ていたら不思議な感覚に襲われるトリックアート
騙し絵と言えば、向かい合う人が壺に見えたり、無限に昇る階段に見える作品が有名だと思います。この様な不思議な絵画は「トロンプ・ルイユ」と呼ばれてシュルレアリスムによく用いられていました。現代でも、体感型のトリックアートの個展などが開かれてSNSで面白い写真を投稿している人をよく見ますね。
今回は、現代の騙し絵作品を紹介します。過去の作品より更に絵画的になり、自然で面白い構成の作品が増えています。普通の風景画だと思っていたら「?」となる瞬間がある楽しい絵画です。「アハ体験」なんて言われて脳にも良いらしいので是非ご覧ください!
Rob Gonsalve氏の作品
建築家の経験を持つ画家Rob Gonsalve氏は、現在も騙し絵を使った絵画を発表し続けている方です。彼の作品は、ありふれた題材の中に自然と騙し絵を忍ばせ、見てる人を楽しませてくれます。画面を右から左に、上から下に、視点を動かしていくといつの間に題材が変化し見る人を驚かしてくれます。
福田繁雄氏の作品
グラフィックデザイナーで、「日本のエッシャー」と呼ばれ、トリックアートを駆使したデザインで有名な方です。図と地の反転や対象の連続性の中で題材を変化させていきます。そして、何より騙し絵でありながらデザインとしての完成度が高い!絵になる作品です!
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